韓国で半導体ボーナス論争、AI特需で膨らむ利益-分配巡り社会的議論

  • サムスンとSKハイニックス、AIブームで想像超える利益上げる見通し
  • 成功の帰属はどこに-企業か、従業員か、株主か、社会全体か

ある国が何を重視しているかを知りたければ、夕食の席で人々が何を巡って議論しているかに耳を傾けるといい。韓国で最近交わされている最も激しい議論は戦争でも住宅価格でもなく、ボーナスに関するものだ。とりわけ、半導体工場で生み出される巨額の利益の分配となっている。

  論争の中心にあるのは、サムスン電子SKハイニックスという韓国半導体産業の二本柱だ。人工知能(AI)ブームとメモリーチップへの旺盛な需要を背景に、両社は想像を超える利益を上げる見通しだが、その利益を誰がどの程度享受するのかという問題が同国内で大きな関心を集めている。