トランプ氏の思惑に反し、パウエル氏がFRBにとどまるシナリオとは
- トランプ大統領は次期FRB議長にケビン・ウォーシュ元理事を指名
- ウォーシュ氏が未承認ならパウエル氏が臨時議長を務める可能性
パウエルFRB議長
Photographer: Mel Musto/Bloombergトランプ米大統領は先に、次期連邦準備制度理事会(FRB)議長にケビン・ウォーシュ元FRB理事を指名した。5月15日で任期満了となるパウエル議長の後任となる。新議長は通常、厳しい審査にさらされるものの、権限移行はほぼ例外なく円滑かつ大きな波乱なく進む。だが今回は事情が異なる。
FRB議長就任には上院本会議での承認が必要で、ウォーシュ氏は21日、最初の関門として上院銀行委員会の公聴会で証言する予定だ。しかし、現時点では同委での承認は阻まれている。障害となっているのは野党民主党の反対ではなく、同委メンバーの1人で、与党共和党のティリス議員による就任阻止の姿勢だ。