三菱UFJ銀行頭取、プライベートクレジット「まとまった損失想定せず」

  • 高度なリスク管理体制に加え、関連残高多くはないと指摘-大沢頭取
  • ネット銀行が実現できなかったサービスで預金獲得競争に臨む方針

三菱UFJ銀行の大沢正和頭取

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

三菱UFJ銀行の大沢正和頭取は、欧米で信用不安が拡大しているプライベートクレジットについて「まとまった損失が出ることは想定していない」と述べた。金融システムへの影響に警戒感もくすぶる中、国内最大手の銀行トップは自社のリスクは限定的との見方を示した。

  1日付で就任した同氏はインタビューで、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の銀行として高度なリスク管理体制を備えていることに加え、海外で問題となっている種類のプライベートクレジット関連残高は「そこまで持っていない」と理由を説明した。日本経済全体への影響については「信頼できるデータが不足している」として言及を控えた。