Shuli Ren, コラムニスト

ソフトバンクGの事情、OpenAI全賭けから読み解く-流動性リスク注視

  • OpenAIへの追加出資、ソフトバンクGの流動性逼迫リスク高める
  • 個人投資家もOpenAIに出資-評価額ピークの可能性を示唆

サム・アルトマン氏と孫正義氏  Photographer: Tomohiro Ohsumi/Getty

対話型人工知能(AI)「ChatGPT」を手がける米OpenAIの株式を新たに買い入れることが、投資家に流動性逼迫(ひっぱく)リスクをもたらすとしたら、その投資家はどうするだろうか。ソフトバンクグループの創業者、孫正義は追加出資を選択した。

サム・アルトマン氏率いるOpenAIは先月、シリコンバレー史上最大の資金調達を完了し、年内にも見込まれる大型上場を前に1220億ドル(約19兆4000億円)を調達した。すでに同社の大株主であるソフトバンクGは、さらに300億ドルを投じると約束した。