米「BBB」社債に資金流入、停戦期待でリスク選好-ジャンク債は選別
- BBB格付け企業利益、A格付け企業より予想平均を上回る度合い大きい
- A格付け社債とのスプレッド、戦闘前以来の低水準-割高との見方も
アメリカン証券取引所のトレーダー
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg2月下旬に中東で戦闘が始まって以降、投資家は安全資産を選好していたが、ここにきてリスクが高めの債券に資金を振り向けている。イランと米国が停戦を延長できるとの見方に賭けている。
米銀JPモルガン・チェースによると、投資家は4月前半、投資適格債で最下層に当たる「BBB」格付けの債券を5億ドル(約790億円)買い越す一方、より高い層で73億ドルを売り越した。これにより、前者が後者より相対的に良好なパフォーマンスとなり、BBBと「A」格付け企業のスプレッド格差は、戦闘開始前以来の低水準まで縮小した。