生保運用計画、国債含み損やプライベート資産対応が焦点-26年度
- 金利上昇は各社の想定超えるペース、低利回り債券の扱い見極めへ
- プライベートクレジット不安、システミック問題ではないと専門家
内外の金融市場が大きく揺れる中、主要参加者である国内生命保険会社の資産運用は難しさが増している。今後の焦点は金利上昇(債券価格は下落)で含み損が膨らむ国内債券の扱いや、海外で信用不安が表面化しているプライベートクレジットの投資戦略となりそうだ。
国内生保は、17日の日本生命保険傘下の大樹生命保険を皮切りに、2026年度の運用方針を発表する。新年度入り後の市場は、イラン情勢の緊迫化に伴う石油関連製品の値上がり懸念や円安圧力から長期金利が29年ぶりの水準まで上昇し、内外の株価は乱高下している。