洋上積み替え原油が再び日本に、中東緊迫化で異例の調達続く
中東のオマーンから出荷された原油がインド西海岸沖で超大型タンカー(VLCC)に積み替えられ、その後日本へ向かっていることが分かった。イラン戦争の影響で中東産原油の供給が滞る中、異例の手法で調達する動きが続いている。
ブルームバーグがまとめた船舶追跡データによると、オマーンのミナ・アル・ファハル港で、中型サイズのタンカー「Shenlong」に積まれていた原油が、16日までにムンバイ沖でVLCCの「Bright Horizon」に積み替えられた。VLCCは約200万バレルの原油を積載できるが、中型タンカーからの積み替えであるため、Bright Horizonには約75万バレルしか積まれていない。鹿児島県の喜入港に29日に到着する予定だ。