, コラムニスト
米国によるホルムズ海峡封鎖の誤算、イランと中国への打撃は期待薄
- 中国共産党には石油備蓄を頼りに静観し続ける余地
- イランの石油収入を標的とする過去の制裁は失敗に終わった
ホルムズ海峡周辺の地図
Photographer: NurPhoto/NurPhotoイラン産原油の闇市場は、中国抜きでは成り立たない。こうした原油は、制裁対象のタンカーや正体不明のトレーダー、実体の分からない金融ネットワークを駆使して出荷され、イラン戦争の開戦前の段階で、その95%を中国が購入していた。
つまり、トランプ米政権がホルムズ海峡封鎖で狙いを定めているのはイランだけではなく、中国も標的だ。