旭化成社長、ナフサ調達は継続可能-数量確保から安く買う視点に
- 今後「かなり多くのもの」について価格転嫁要請せざるを得ない状況
- さまざまな製品の素材となるナフサ、中東情勢で日本でも供給懸念
旭化成の工藤幸四郎社長は15日、イラン情勢で供給懸念が高まっているナフサについて6月中旬から下旬までの使用分の確保にめどが立ち、今後も調達を継続できるとの認識を示した。ただ、価格の高騰を踏まえて今後は価格面も検討した上で購入すると述べた。
同日開かれた経営戦略の進捗(しんちょく)状況に関する説明会で明らかにした。化学業界はナフサの代替調達を進めており、「苦労しているが、多角化によって調達自体はでき続けるのではないか」と述べた。米国や中南米などから買い付けており、一部では政府からの情報をもとに購入したものもあるという。