マンション工期に懸念、ユニットバス受注停止相次ぐ-中東混乱で余波
- TOTOやクリナップ、ナフサ供給滞り川下に支障発生-他社も影響注視
- スター・マイカ、建材や設備の納期遅延の可能性把握-中古物件にも影
住宅設備の調達を巡る不透明感から、不動産デベロッパーのマンション建設では工期長期化への懸念が広がり始めている。中東情勢の悪化に伴うナフサ供給網の混乱を受け、住宅設備メーカーがユニットバスの新規受注を相次いで停止したことが背景にある。
ナフサの供給が滞り始めた影響で、川下の石油化学製品のサプライチェーンに支障が出ている。このため、ユニットバスなど住宅設備に使われる接着剤や有機溶剤の確保が難しくなっている。住宅設備メーカー各社は、供給責任を果たせなくなるリスクを避けるため、一部製品で新規受注を見合わせる動きを強めている。