日銀が物価見通しの大幅引き上げ検討へ、中東情勢受け原油高-関係者

  • 成長率見通しは下方修正も、紛争の影響は直ちに収束が見込みづらい
  • 基調物価点検し利上げ是非を判断、情勢流動的でシナリオに不確実性
日本銀行本店Photographer: Ko Tsuchiya/Bloomberg

日本銀行は今月に示す新たな経済・物価見通しについて、中東情勢の緊迫化を受けた原油価格の高騰を主因に消費者物価の大幅な引き上げを検討する見込みだ。複数の関係者への取材で分かった。

  日銀は27、28日の金融政策決定会合で四半期に一度の経済・物価情勢の展望(展望リポート)を議論し、最新の見通しを示す。具体的な修正幅は原油価格の動向や前提の置き方で変わり得るが、中東情勢の影響が直ちに収束することは見込みづらく、2026年度は大きめの上方修正が検討される方向だ。