金融庁が再保険利用で生保の監督強化へ、リスク移転の厳格検証求める

金融庁は8日、生命保険会社における再保険取引の利用拡大を踏まえ、リスク管理の一層の高度化を求めるため、「保険会社向けの総合的な監督指針」の一部改正案を公表した。

  改正案では、再保険を通じたリスク移転の実効性をより厳格に検証することを求めている。具体的には、移転したリスクが契約構造などにより自社に戻る仕組みとなっていないかや、再保険会社側の裁量によるリキャプチャー(契約の巻き戻し)などにより実質的なリスク移転が損なわれないかといった点について、実態に即して総合的に判断する必要があるとした。