日本行き中東産原油、異例の洋上積み替え相次ぐ-安全確保で慎重対応

The Kisogawa very-large crude carrier in 2019.

Source: MarineTraffic

マレーシア沖で積み替えられた中東産原油が、日本へ向かっていることが分かった。珍しいルートを取り、現在は北海道の苫小牧へ向かっている。3月下旬にもインド西海岸のムンバイ沖で同様の積み替えが起きており、イラン情勢で中東産原油の供給が滞る中、異例の対応が相次いでいる。

  ブルームバーグがまとめた船舶追跡データによると、超大型原油タンカー(VLCC)「KISOGAWA」は5日、マレーシア西岸のリンギ沖でVLCC「RIO DE JANEIRO ENERGY」から中東アブダビ産の原油約120万バレルを受け取った。約1週間前にも、アブダビ産原油が洋上で積み替えられ、現在日本に向かっている。