MLBのロボ審判が問う「正しさ」の意味、AIと人間の共存にもヒント
- 今年のMLB、ロボット審判が判定を覆すたびに球場で大きな拍手
- AIによる人間の役割代替という議論の核心に触れる問題でもある
米大リーグ(MLB)の2026年シーズンは開幕から1週間余りが経過したが、ひときわ大きな歓声はグラウンド上のプレー以外にも向けられている。MLBが初めて導入した「ロボット審判」だ。ストライクかボールかを巡る際どい判定で人間の審判の判定を覆すたびに、大きな拍手を浴びている。
「ABS(自動ボール・ストライク判定システム)」と呼ばれるロボット審判は、マイナーリーグで長年にわたり大規模な試験運用を重ね、2025年の春季プレシーズンにメジャーの試合で試験導入された。