日本のトマホーク調達に暗雲、米が対イラン作戦で大量消費-在庫急減
- 米国はイランでの戦争に供給を優先する方針と日本に伝達-関係者
- 日本の「反撃能力」保有戦略でトマホークは中核を成す
「壮絶な怒り」作戦で米ミサイル駆逐艦「トーマス・ハドナー」から発射されるトマホークミサイル(3月1日)
Source: U.S. Navy/Getty Images日本が発注した数百発の米国製巡航ミサイル「トマホーク」の納入計画が、米国・イスラエルによる対イラン軍事作戦の影響で揺らいでいる。米軍がイラン攻撃に大量のトマホークを使用した結果、在庫が急速に減少しているためだ。中東への軍事物資や兵力の投入が、米国の主要な戦略的ライバルである中国に対する抑止力をそぐ構図が浮かび上がっている。
日本政府は中国や北朝鮮からの脅威に対応するため、長射程ミサイルの配備を進めており、トマホークはその戦略の中核を成す。しかし、事情に詳しい複数の関係者によると、米国は日本に対し、2028年3月までに約400発を納入する計画に支障が出る見通しだと伝えた。