浅田日銀委員、スタグフレーションの金融政策対応「なかなか難しい」

  • 物価と雇用どちらを重視かで対処異なる、「ケース・バイ・ケース」
  • 為替レートは市場で決まる、円安・円高どちらが望ましいことはない

日本銀行浅田統一郎審議委員は1日の就任記者会見で、景気停滞とインフレが同時に進行するスタグフレーションへの金融政策対応について、物価と雇用のどちらを重視するかは状況に応じて異なるとの見解を示した。

  浅田氏は、中東情勢の緊迫化の影響についてコストプッシュの物価上昇により、スタグフレーションの傾向があるとし、その際の金融政策対応は「なかなか難しい」と指摘。その上で、物価と雇用のどちらを重視するかで異なった対処になるとし、「どちらを重視するかはケース・バイ・ケースだ」と語った。