三井住友FG社長、海外決済強化で外貨預金10兆円増へ-稼ぎ方の転換図る

  • 「安くお金貸せます」だけではグローバルプレーヤーになれずと中島氏
  • プライベートクレジット市場は注視、優良ファンドだけと付き合う

三井住友フィナンシャルグループ(FG)は「稼ぎ方」の改革を進める。大企業向けの海外事業で資金決済ビジネスを強化するのが柱の一つで、今後3年で外貨預金600億ドル(約9兆6000億円)の積み増しを目指す。欧米の主要銀行と伍(ご)していける収益力の確保を図る。

  中島達社長はブルームバーグとのインタビューで、金利や為替などの経済環境の後押しが続けば、2029年3月期にのれんなどの無形資産を除いた実質的な資本に対する収益性を示す有形株主資本利益率(ROTE)13%程度、連結純利益2兆円の達成を視野に収益力を強化する方針を示した。