トランプ政権の戦略欠如、中東の湾岸諸国が不満-イラン戦争1カ月

  • 対イラン攻撃回避を働き掛けてきた湾岸諸国が報復攻撃の標的に
  • イランのミサイル製造などを抑え込まずに米国が合意結ぶことも警戒

UAEの工業地区から煙が上がっている(3月3日)

Photographer: Fadel Senna/AFP/Getty Images

中東の湾岸諸国がイラン戦争を巡って米国への不満を募らせていると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。各国は米国による安全保障の確保に疑念を抱くとともに、トランプ米政権の戦略が欠如しているようにみえることに懸念を示しているという。

  湾岸諸国は過去1年にわたり、米国とイスラエルによる対イラン攻撃を回避するよう働き掛けてきた。しかし軍事作戦は1カ月前に始まり、湾岸諸国は現在、イランからの攻撃を受け続けている。サウジアラビアは27日に無人機6機ほどを迎撃し、クウェートでは2カ所の港湾が標的となった。