ホルムズ海峡回避のUAE港、原油輸出急増-攻撃受けた施設も一部再開
- 海峡外側のフジャイラ港、直近の原油積み込みは過去1年平均の57%増
- イランの攻撃で一部はなお稼働できず、製油所も操業停止続く
UAEのフジャイラ港
Photographer: Giuseppe Cacace/AFP/Getty Imagesホルムズ海峡の外側に位置するアラブ首長国連邦(UAE)のフジャイラ港は、今月14日にイランの無人機(ドローン)攻撃を受けて操業を一時停止したものの、石油輸出を急ピッチで拡大させている。主要原油積み出し施設の一部が稼働を再開し、輸出増を後押ししている。
アブダビ国営石油(ADNOC)がフジャイラ港に持つ最大の原油取り扱い施設は稼働のペースを上げている。同港は事実上閉鎖状態にあるホルムズ海峡を迂回できるため極めて重要な役割を担っており、同海峡を回避してペルシャ湾岸の原油を輸出する上では、紅海に面するサウジアラビアのヤンブーに次ぐ拠点となっている。このためイランが攻撃対象とすることも多い。