キオクシアへの逆風やまず、AI技術革新で明暗分かれるメモリー業界

  • HBM手がけるサムスン電子やSKハイニックス、下げからほぼ回復
  • 売りは「短期的なノイズ、良好な買い場につながる可能性」の指摘も

キオクシアの3次元フラッシュメモリ「BiCS Flash」向けのシリコンウエハー

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

グーグルが人工知能(AI)分野で果たした技術的進展を受け、メモリー半導体株が2日連続で売りを浴び、AI関連投資の二極化が新たに浮き彫りとなった。特定のストレージ需要が抑制される可能性がある一方で、他の分野への影響は限定的とみられている。

  27日のソウル株式市場では、エヌビディアのAIアクセラレーターに使用される高帯域幅メモリー(HBM)を手がけるサムスン電子とSKハイニックスは下落分のほとんどを取り戻した。米マイクロン・テクノロジーも米市場寄り付き前の時間外取引で、安定した推移となっている。一方でキオクシアホールディングスなどフラッシュメモリーのメーカーに対する売りは続いており、数カ月前に始まった堅調な動きが反転している。