米株は割安で見過ごせず、中東緊迫下でもストラテジストは楽観維持

  • 押し目は買いの好機、割安感や利益見通しに着目
  • AI・防衛・エネルギーの「非循環的な投資」が下支え

イスラエルの攻撃で、激しい煙と炎が立ち上るテヘラン南部の製油所(15日)

Photographer: ATTA KENARE/AFP

イラン戦争は沈静化の兆しがほとんど見られないものの、ウォール街のストラテジストは再び株式を買い始めるよう促している。

  今月に入り、S&P500種株価指数やナスダック100指数が下落したことで投資家心理は冷え込み、中東での敵対行為が原油価格を押し上げ、インフレ懸念を高めている。それでも、バークレイズ、CIBCキャピタル・マーケッツ、トゥルイスト・アドバイザリー・サービシズの株式市場ストラテジストは、足元のリスクにとらわれないよう顧客に助言している。魅力的なバリュエーション、堅調な利益見通し、人工知能(AI)技術への楽観論、そして地政学的ショック後に相場が反発してきた過去の実績を理由に挙げている。