イランに追加収入、戦争で原油価格急騰-ホルムズ海峡利用から恩恵

  • イラン産原油の国際指標ブレントに対するディスカウント幅が縮小
  • 「トランプ政権は事実上、イランに原油販売を促している」との指摘

輸出市場向けに原油を輸送するタンカーが出航準備を進める(イラン)

Photographer: Ali Mohammadi/Bloomberg

イランは戦争開始以降、原油販売から相当規模の追加収入を得ている可能性が高い。ホルムズ海峡を利用できる主な石油輸出国がイランに限られる中で、国産原油の価格上昇で恩恵にあずかっている。

  イランは戦争開始以降の価格変動により、二重の利益を得ている。イランの主力油種は主に中国の顧客向けに、国際指標の北海ブレント原油に対してここ10カ月余りで最も小さいディスカウントで販売されている。ブレント自体も、空爆開始後に1バレル=100ドルを上回る水準に上昇した。