日銀が自然利子率を再推計、マイナス0.9~プラス0.5%-従来とほぼ同じ
- レンジの下限が0.1ポイント上昇、潜在成長率の緩やかな上昇を反映
- 水準の特定難しく幅もってみる必要、政策判断は幅広い情報を点検
日本銀行は27日、経済・物価に中立的な実質金利である自然利子率について、マイナス0.9%程度からプラス0.5%程度の範囲との推計を示した。日銀企画局がリポートを公表した。
国内総生産(GDP)の基準改定を踏まえ、従来と同じ六つのモデルを用いて再推計した。その結果、マイナス1%程度からプラス0.5%程度の間としていた従来推計と比べて下限が若干切り上がったが、レンジはほぼ同水準だった。自然利子率の水準を事前に特定することは難しく、かなりの幅をもってみる必要があるとしている。