中東8カ国から日本は11.3兆円分を輸入-アルミや大理石、養殖用の餌も
- インドなどアジアでも高い輸入依存、間接的に日本に影響する懸念も
- GDP0.6%程度下押し推計、輸出より輸入の影響が大きいと識者
米国・イスラエルとイランの衝突を受けペルシャ湾を巡る緊張が高まり、日本がエネルギー分野で中東に依存する実態が改めて浮き彫りになった。原油以外にも大理石や養殖用の魚粉、潤滑油など、産業や食料生産を支えるさまざまな品目を輸入しており、供給が滞れば影響は幅広い分野に及ぶ。
貿易統計からイラン、イラク、バーレーン、サウジアラビア、クウェート、カタール、オマーン、アラブ首長国連邦(UAE)を抽出すると、これらの国からの輸入額は約11兆2700億円で中東全体の98%を占める。数量ベースでは原油への依存が94%と突出している。