仏トタル、中東原油を異例の大量購入-価格高騰と市場混乱に拍車
- トタル、3月にドバイ原油の価格決定に用いられる貨物を69件購入
- トタルによるこれほどの規模の購入は前例がない-トレーダー
トタルエナジーズの製油所
Photographer: Krisztian Bocsi/Bloombergフランスの石油大手トタルエナジーズのトレーディング部門は、3月に中東産原油の大規模な買い付けに動き、戦争で流動性が逼迫(ひっぱく)している市場で価格上昇に拍車をかけている。
S&Pグローバル・エナジー傘下プラッツが運営する価格決定プロセスを監視するトレーダーによると、トタルは3月に入りこれまでに中東の指標であるドバイ原油の価格形成に用いられる原油を69カーゴ購入した。2025年通年で取引されたのは347カーゴであり、今回は異例の規模となっている。