沈むIPO初値、年初から公開価格割れ止まらず-コロナ禍以来で6年ぶり

日本の新規株式公開(IPO)市場で、2026年初から5社続けて初値が公開価格を割り込んだ。中東情勢悪化で投資家心理が冷え込み、新型コロナウイルス禍に見舞われた2020年3月以来で6年ぶりになる。

  25日に医薬品開発のジェイファーマと業務支援ツールのベーシックが東京証券取引所に上場し、それぞれ公募価格を8%ほど下回る水準で初値が付いた。今年に入ってから上場した3銘柄の初値もいずれも公募価格を下回った。ブルームバーグのデータによると、年初来で価格が決定したIPO自体も7件と11年以来の低水準にとどまる。