ブラックストーンと協議、中国政府系ファンドが新たな米投資を模索

  • CIC、数カ月前に米国へのエクスポージャーを減らしたばかり
  • SWFは国家戦略の重要なツールに、経済・政治的な協調を示す
ManhattanPhotographer: Michael Nagle/Bloomberg

中国政府系ファンドの中国投資(CIC)は、米運用会社を通じた新たな投資を検討している。CICは資産規模1兆5700億ドル(約250兆円)で、世界有数のプライベートエクイティ(PE)ファンド出資者として長年知られている。

  CICはわずか数カ月前に米国へのエクスポージャーを引き下げたばかりだが、米中両国の緊張が和らいだのに伴い、ここ数週間でブラックストーンのほかにTPGといった米企業と協議を行ってきた。事情に詳しい関係者が明らかにした。一部の協議は、米国が先月、中国の貿易相手国であるイランに対して攻撃を開始したことを受けて中断されたという。