高支持率の高市首相が直面する厳しい現実、予算年度内成立に参院の壁

  • 不測の事態に備えて暫定予算の編成作業を進めたい-片山財務相
  • 他の法案でも参院で似たような事態になる可能性があると専門家

高市早苗首相と片山さつき財務相

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

衆院選における歴史的大勝で支持基盤を強化した高市早苗首相は、2026年度予算案の年度内成立を目指している。ただ、少数与党の参院では厳しい国会運営を強いられており、構造的な壁に直面している。

  片山さつき財務相は24日、今月末までに予算案が成立しない事態に備え、4月11日までの歳出を賄う11日間の暫定予算の編成作業を進める方針を明らかにした。これは月内に予算が成立しない可能性が高まっていることを示すものだ。暫定予算が編成されれば15年以来となる。