KKR系プライベートクレジットがジャンク級に-資産の質悪化で格下げ
- ムーディーズ、「Ba1」に引き下げ-借り入れコスト上昇の可能性
- 総投資額に占めるノンアクルーアルの割合が昨年末時点で5.5%に上昇
ニューヨーク証券取引所に表示されたKKRのサイン
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg米オルタナティブ資産運用会社KKRとフューチャー・スタンダードが共同運営するプライベートクレジットファンド、FS KKRキャピタル(FSK)は、投資適格級の格付けの一つを失った。1兆8000億ドル(約285兆円)規模の同市場では珍しいケースで、同ファンドの借り入れコスト上昇につながる可能性がある。
ムーディーズ・レーティングスは23日の発表資料で、FSKの格付けを「Ba1」に引き下げ、投機的水準(ジャンク級)とした。理由として「資産の質の継続的な悪化」を挙げ、競合に比べ収益性やポートフォリオの価値が損なわれているとした。