米最高裁、武田薬の主張退ける-「アクトス」巡る集団訴訟に道

  • 武田とイーライリリー、連邦高裁が集団訴訟を不適切に認めたと主張
  • 集団訴訟に新たな制限を設ける機会として企業団体が注目していた

米連邦最高裁(ワシントン)

Photographer: Al Drago/Bloomberg

米連邦最高裁は23日、武田薬品工業の糖尿病治療薬「アクトス」を同社と米イーライリリーがぼうこうがんとの関連性を開示せずに販売したとする数十億ドル規模の訴訟を進める方針を示した。

  最高裁は1行の命令で、アクトス処方の費用を負担した保険会社など、いわゆる第三者支払人(TPP)を代表する集団訴訟としてこの訴訟を進めるべきではないとする武田とイーライリリーの申し立てを退けた。両社は、損害を被っていない原告を除外する実効的な方法がないまま、連邦高裁が集団訴訟を不適切に認めたと主張していた。