Liam Denning, コラムニスト

トランプ時代の「新ESG」、経済・安全保障・地政学-秩序から力の時代へ

  • 米国、エネルギー安全保障の引受人から破壊者に
  • エネルギーが米国を変えた-純輸入依存から純輸出へと転じる

イラン沖の原油タンカー「サナン」

Photograph: SAM/Middle East Images/AFP via Getty Images

エネルギー支配」には大きな混乱が伴う。トランプ米大統領によるイランへの期限を設けない戦いは、エネルギー需要に縛られない米国が、自国の化石燃料を権力の手段として行使する構えを示している。

  米国は世界のエネルギー安全保障の有力な引受人から破壊者へと転じた。この戦争はまた、エネルギー政策を方向付けてきた従来のESG、つまり「環境・社会・ガバナンス」が、「経済(economics)、安全保障(security)、地政学(geopolitics)」に転換することを意味する。