マイクロソフト、AI戦略を転換-Copilotの「迷走」に終止符へ

  • 分散していた機能や役割を整理し、単一のAIアシスタントに統合する
  • よりシンプルで真に統合されたシステムへの移行可能に-ナデラCEO

マイクロソフトAI部門トップのムスタファ・スレイマン氏

Photographer: David Ryder/Bloomberg

マイクロソフトは、人工知能(AI)アシスタント「Copilot(コパイロット)」を巡る迷走の収拾にようやく乗り出した。競争環境の激化を背景に、分散していたAIの機能や役割を整理し、単一のAIアシスタントへ統合する方針を打ち出した。

  OpenAIの「ChatGPT」やグーグルの「Gemini」と競合するCopilotは、マイクロソフトのアプリに組み込まれている各種バージョンにおいて、体験が断片的で機能の一貫性も欠くとして批判を受けてきた。実際、消費者向けのCopilot製品を開発してきた部門は、企業向け製品を手掛けるチームとは、長年にわたり別組織として運営されてきた。