アクティビストが狙う海運株、船舶含み益拡大で割安感ー中東混乱拍車
- エリオット、商船三井の船舶時価は数兆円と見積もり-関係者
- 大型タンカー船価は年初来39%上昇し最高値、日本船の評価高い
アクティビスト(物言う株主)が日本の海運株への投資を活発化させている。船舶価格の歴史的な高騰で各社の含み益が拡大し、足元の株価は割安とみているからだ。中東情勢の混乱もこうした状況に拍車をかけている。
米エリオット・インベストメント・マネジメントは18日、国内大手3社の一角である商船三井株を相当額保有していると発表した。エリオットの投資戦略に詳しい関係者によると、同社は商船三井が企業価値を高めるために不動産資産を売却するか、不動産子会社のダイビルの再上場を目指すべきだと考えている。さらに、保有船隊の一部を売却し、リースバックすることで資本効率を改善できる点にも注目しているという。