円相場160円間近、原油輸入価格押し上げ懸念も-経済にダブルパンチ
- ガソリン価格は190.8円の史上最高値-原油140ドルで328円の試算も
- 原油高が円安加速させる可能性指摘する声-政府は激変緩和へ対応策
外国為替市場の円相場は対ドルで160円台間近となっている。さらに円安が進めば、ホルムズ海峡の混乱による供給不安で上昇している原油相場に重なり、ガソリン価格などがさらに押し上げられる可能性もある。日本経済や家計にとって二重の打撃となるリスクが意識されている。
国内の石油各社は自社で精製した石油製品の卸価格を原油市況や為替水準に連動する形で決めており、現在のように原油高騰と円安傾向が同時に発生するタイミングでは小売り価格を大きく押し上げる要因となる。国際原油指標のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は3月6日以降、おおむね1バレル=90ドル台で推移する。