【米国市況】株・債券売り続く、中東紛争長期化を意識して原油が反発

  • ブレント原油は112ドル超え、イラン原油輸出拠点の占拠検討の臆測
  • 10月までの米利上げ確率が50%に上昇、金は週間で83年以来の大幅安

20日のニューヨーク証券取引所

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

20日の金融市場では、株式と債券に新たな売りが広がった。イランでの戦闘激化への懸念が原油価格を押し上げ、インフレや経済に及ぼす影響への不安が高まった。

  米国が地上部隊派遣の可能性に向けた準備を進めていると、CBSが報じたことを受け、下げが加速した。トランプ米大統領は、イランと対話することは可能だとしながらも、停戦は望んでいないと述べた。米国がイランの主要な原油輸出拠点であるカーグ島の占拠を検討しているとの臆測が強まっているが、トランプ氏はこれについてコメントを避けた。北海ブレント原油は1バレル=112ドルを上回った。