米国、「洋上の」イラン産原油の制裁解除目指す-ベッセント長官

  • 制裁解除なら日本などに流入も-米単独の備蓄放出も視野
  • 原油先物市場への介入の可能性は否定「断じて行わない」

ベッセント米財務長官

Photographer: Ben Brewer/Bloomberg

ベッセント米財務長官は19日、湾岸での戦争をきっかけとしたエネルギー価格急騰を緩和するため、米国がこれまで長年課してきたイラン産原油への制裁解除を検討していると明らかにした。米国の備蓄を単独で放出する可能性も視野に入れているという。

  ベッセント氏はFOXビジネスで、「今後数日に、洋上にあるイラン産原油の制裁を解除する可能性がある」と発言。米国は既にイラン産原油のホルムズ海峡通過を認めているとし、イランは「洋上に」約1億4000万バレルを保有していると同氏は説明した。「見方にもよるが、これは10日から2週間分の供給量に相当する」と続けた。