公営バス運行にイラン攻撃の影、軽油の入札不成立が相次ぐ-東京都や京都市

  • 秋田県大潟村では唯一のスタンドが仕入れ難、軽油使う農家に打撃に
  • イラン情勢の影響でガソリン価格は史上最高値、供給懸念も高まる

イラン戦争に伴う原油の供給停滞を背景に、市バスや都バスといった公共交通機関の運行に不透明感が生じている。各自治体が開く燃料の入札で不成立が相次いでいるためだ。ブルームバーグの調べでは、東京都や京都市、川崎市での入札で購入が見送られる事例が発生している。

  公営バスでは、軽油などの燃料調達にあたり入札を実施している。京都市交通局では16日に市バスの運行に使う4ー5月分の軽油の調達で、入札での購入を見送った。担当者はイラン戦争が起きる前に設定した購入予定価格と現在の状況との乖離(かいり)が大きく、業者が難しいと判断したのではないかと説明。必要な燃料の確保に尽力するとした。近年こうした状況になることはあまりなかったという。