S&P、クリフウォーターのプライベートクレジットファンド見通し格下げ
- 格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げ
- 償還請求5%超えは2四半期連続、常態化すれば格下げの可能性
ロサンゼルスの高層ビル街(2023年3月2日)
The snow-covered San Gabriel mountain range past the downtown Los Angeles skyline after a winter storm in Los Angeles on March 2, 2023.
S&Pグローバル・レーティングは、米投資顧問会社クリフウォーターの主力プライベートクレジットファンドに対する格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。高水準の償還請求が流動性に圧力をかける恐れがあると指摘した。
約320億ドル(約5兆1000億円)規模の「クリフウォーター・コーポレート・レンディング・ファンド」は第1四半期の償還を7%に制限した。規定では、各四半期において投資家からの償還請求が資産の5%に達した場合、最大5%を買い戻す必要がある。請求が5%を超えた場合は同社の裁量で最大7%まで買い戻し枠を拡大できる。