中東混乱で危機の最前線に立たされたアジア、燃料不足が暮らしを直撃
- ホルムズ海峡の実質封鎖でガス供給削減、インドや東南アジアに影響
- 産油国である米国やブラジルやインドネシアにも波及、世界的問題へ
バングラデシュのダッカでガソリンスタンドで車や二輪車に給油する運転手たち(3月9日)
Photographer: Fabeha Monir/Bloomberg
米国・イスラエルの対イラン攻撃に端を発したペルシャ湾岸地域の混乱が3週目に入り、エネルギー緊急事態の最前線にアジアが立たされている。
インド西部の金属炉や東南アジアの水田を含め、そこで働く数十億人がガス供給削減への対応を迫られている。飲食店は緊急時のメニューを考案し、ガソリンスタンドでは燃料配給の準備が進む。供給混乱が広がり価格が急騰するにつれ、地域的な逼迫(ひっぱく)は急速に、世界共通の課題へと変わりつつある。