米金融株、20年以来で最悪のスタート-プライベートクレジット不安視
- イラン戦争拡大に伴う原油高もインフレ懸念を再燃させ金融株を圧迫
- 金融セクターのバリュエーションは23年以降で最も低くなった
ニューヨーク証券取引所(NYSE)のトレーディングフロア
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg米金融株は今年、新型コロナ禍が発生した2020年以来で最悪のスタートとなった。イラン戦争やプライベートクレジットなどあらゆる懸念が金融セクターを揺さぶり、投資家は今後さらに痛みが増すと警戒する。
上位米銀やプライベートクレジット運営会社で幅広く構成するS&P500金融株指数は年初来で11%下げ、四半期ベースの下落率は20年初め以来で最も大きくなる見通しだ。アレス・マネジメントとブラックストーンの下げ幅は30%余り、ウェルズ・ファーゴは20%に達した。ブルー・アウル・キャピタルは指数構成銘柄ではないが、40%余り急落した。