出光がイラン情勢受けエチレン減産、家計への影響は?-食品や衣料品に波及も
- 出光興産、千葉と山口の事業所で減産開始-原料のナフサ調達困難に
- 韓国では「産業のコメ」、プラスチックや合成繊維に幅広く活用
出光興産は16日、中東の混乱を受けて千葉事業所(千葉県市原市)と徳山事業所(山口県周南市)で基礎化学品エチレンの減産を始めたと明らかにした。国内では減産を決めた拠点は6カ所と、全体の半数にのぼる。エチレンはプラスチックや合繊繊維などの原料で、幅広い製品に使われる。中東混乱の影響が長引き、エチレンの需給がひっ迫して価格が上昇すれば、飲食料の梱包材や衣料品などの値上げにつながる可能性もある。
出光の広報担当者は、原料のナフサの調達が困難になる中で、顧客への影響を最小限に抑えるために稼働率の調整を行っていると述べた。減産の開始時期やエチレン生産設備の稼働率についてはコメントを控えるとした。