アジア新興国通貨、最悪期の終わり近い可能性-外貨準備積み増し奏功
- インドネシアとインド、台湾の当局はこの2週間、外為市場に介入
- 中国人民銀、人民元の中心レートを過去最長となる15週連続引き上げ
インドネシア中銀(ジャカルタ)
Photographer: Dimas Ardian/Bloombergアジアの新興国通貨はイラン戦争の影響で圧力を受けてきたが、中央銀行が支援を強化し始めていることから、最悪期はまもなく過ぎ去る可能性がある。各国中銀は、こうした事態に備えて外貨準備を積み増してきた。
インドネシアとインド、台湾の政策当局はこの2週間、いずれも外国為替市場に介入した。中国人民銀行(中銀)も毎営業日発表する人民元の中心レートをより強めに設定することで人民元を支える姿勢を示した。さらに複数の当局が口先介入を行い、為替の変動を抑えようとしている。