シンガポール系ファンドが東京駅前ビル売却検討、数千億円規模-関係者

  • 仲介業者を選定しオフィス部分を全て売却へ、買い手候補に入札打診
  • 物件は2014年に1800億円で取得、GICは新丸ビルにオフィスを移転
パシフィックセンチュリープレイス丸の内Photographer: Ryo Horiuchi/Bloomberg

シンガポール政府投資公社(GIC)が、東京駅に隣接する高層ビル「パシフィックセンチュリープレイス丸の内(PCP)」の持ち分全ての売却を検討していることが16日、分かった。売却額は少なくとも数千億円規模に上るとみられる。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  非公開情報だとして匿名を条件に語った関係者らによると、売却対象はGICが保有するPCPの全オフィスフロアに当たる8階から31階部分。オフィス仲介大手のジョーンズ・ラング・ラサール(JLL)とみずほ信託銀行が仲介業者として選定された。外資系不動産ファンドや、事業会社などに入札参加の打診を始めている。