米長期債利回り、戦費増大やインフレ懸念で上昇-各国債券も売り拡大
- イランでの戦争長期化で支出増大と財政赤字拡大を招く恐れ
- 英国やドイツ、オーストラリア、日本などでも利回り急上昇
米空母エイブラハム・リンカーンの甲板の様子(3月2日)
Source: US Navyイランでの戦争は終結が見通せず、世界各国の支出増大と財政赤字の拡大を招くとの懸念が強まっている。投資家の間では長期国債の売りが広がっている。
米30年債利回りはこの流れで約4.90%とほぼ1カ月ぶりの高水準に上昇した。原油高に伴うインフレ高進への懸念が既に高まっている市場では、防衛費の増加やエネルギー価格上昇から家計を守るための支出拡大によって、各国政府が一段の借り入れを迫られるとの見方が広がっている。