イラン戦争、石油供給は日量800万バレル減へ-IEA「史上最大の混乱」
- ホルムズ海峡の流通量90%減、日量1000万バレル生産停止と推計
- 価格急騰や経済不透明感で需要減、世界の消費量予想も25%下方修正
イラクの海域で炎上する石油タンカー(3月12日)
Source: Iraqi Ports国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、「中東の戦争は、世界の石油市場史上最大の供給混乱を引き起こしている」と述べ、世界の供給量の7.5%と、それ以上の輸出にも影響を与えているとの見解を示した。
2月28日に米国とイスラエルがイランへの攻撃を開始してから、原油価格は急騰している。戦闘により、タンカーはエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡を通過できない。昨年は2000万バレルの原油と石油製品が通過したホルムズ海峡の流通量は、IEAの推計によると90%以上落ち込んだ。