アジアの金融機関、中東事業拡大を一時停止-数週間前とは様変わり

  • イランでの戦争が中東への熱意を揺るがす-リスク見極めへ
  • 韓国やオーストラリアなど、他市場への焦点シフトを検討も

ドバイの様子(3月11日) 

Photographer: Fadel Senna/AFP/Getty Images

今週開催されたアジア最大級の金融業界団体「アジア太平洋ローン市場協会(APLMA)」の会合では、非公式の場で交わされる会話は一つのテーマに集中していた。イランでの戦争が中東への熱意をいかに揺るがしたかという点だ。

  これはわずか数週間前からの急激なムードの変化を示している。日本のメガバンクなども加盟するAPLMAは1月終盤、初めてアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで会合を開催し、約300人が参加。そのうちほぼ半数は域外からの参加者だった。