円が対ドル159円台、年初来安値に接近-介入のハードル高いの声

  • 東京時間に一時159円24銭、年初来安値の159円45銭が迫る
  • 今回は原油とドルの上昇が主導、介入正当化難しいと市場関係者

円の対ドル相場が年初来安値の159円45銭に接近している

Photographer: Kentaro Takahashi/Bloomberg

円の対ドル相場が年初来安値の159円45銭に接近している。通貨当局のけん制に対する警戒感が高まる半面、イラン戦争を受けた原油価格の高騰がドル高の背景にあるだけに、円買い介入のハードルは高いとの見方が強い。

  12日の東京外国為替市場で円は一時1ドル=159円24銭まで下落。1月中旬に付けた159円45銭を抜けると2024年7月以来の安値を更新することになる。11日には国際エネルギー機関(IEA)が過去最大規模の石油備蓄放出を承認したが、市場の反応は限定的で、原油価格とドルの上昇が続いている。米ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物は1バレル=94ドル付近で推移している。