ヘッジファンド損失拡大、4月の関税混乱以来最大の痛手-JPモルガン

  • 混雑した取引の解消がヘッジファンドに打撃
  • 株式ロングショート型は大幅損失、株は債券より脆弱な様相

JPモルガンのロンドン本社 (photo by Mike Kemp/In Pictures via Getty Images)

Photographer: Mike Kemp/In Pictures

ヘッジファンドはいわゆる「解放の日」関税が発表された昨年4月以来最大のドローダウン(直近ピークからの下落率)を経験している。JPモルガン・チェースのストラテジストによれば、混雑した取引の解消がヘッジファンドに打撃を与えているためだ。

  ストラテジストらの11日付リポートによれば、イラン戦争開始以降、商品投資顧問業者(CTA)などのクオンツ運用はほぼ1年ぶりの最悪局面に見舞われている。株式ロング・ショート型ヘッジファンドも、欧州株や韓国株をオーバーウエートとする一方、ソフトウエア株をアンダーウエートとしていたことから、大幅な損失を計上した。