トランプ氏、冷戦時代の「国防生産法」発動へ-石油生産促進で

  • 加州沖で石油生産再開目指すセーブルへの許認可容易に-関係者
  • トランプ大統領、中間選挙を控え燃料価格高騰への対応迫られる

カリフォルニア州サンタバーバラ沖の洋上石油・ガスプラットフォーム

Photographer: Eric Thayer/Bloomberg

トランプ米大統領は南カリフォルニア沖での石油生産再開に道を開くため、冷戦時代の権限である「国防生産法」を発動する準備を進めている。イランとの戦争で世界的に原油供給が逼迫(ひっぱく)しており、その緩和を狙った措置だが、実現性は低いとみられている。

  トランプ氏は近く国防生産法に基づく権限を根拠に、カリフォルニア州沖での石油生産再開に向け、州法に優先し許認可手続きを容易にする方針だ。事情に詳しい関係者が未公開情報であることを理由に匿名で明らかにした。この洋上石油生産は、テキサス州ヒューストンに本社を置くセーブル・オフショアが計画しており、カリフォルニア沖の複数の海上プラットフォームから大規模生産の再開を目指している。