韓国済州航空機事故、務安空港のコンクリート壁が原因-監査で判明
- 原因は空港建設時のコスト削減、その決定を16年間隠蔽
- 破壊されるような材料で障壁建設なら179人は生存できた可能性
2024年12月に韓国南西部の務安国際空港で着陸に失敗した済州(チェジュ)航空機の事故は、空港建設時のコスト削減が原因で、そうした決定が16年間にわたり隠蔽(いんぺい)されていたことが政府監査で分かった。韓国国内で最悪の航空機事故となったこの事故では、乗客・乗員181人のうち179人が死亡した。
監査院が10日遅くに公表した300ページに及ぶ報告書によると、空港運営側は、経費のかさむ地盤整備を見送り、着陸誘導装置を設置する構造物に破壊可能な材料を使用するという当初の計画も撤回。滑走路端に頑丈なコンクリート壁を建設した。